SideM数ミリしか知らない男によるサイスタ感想

こんにちは。

 

早速ですが、アイドルマスターSideM GROWING STARS(サイスタ)リリースおめでとうございます。

 

私は普段デレステを主にした音ゲーや、シャニマス、ポプマスなどを遊んでいるしがないPです。周りのPがSideMに狂わされている様子を見て、また単純に音ゲーとして興味があって、この度サイスタをプレイしてみました。

SideMについてはほぼ初見で、今この段階で感じていることは今しか書けないと思い、各アイドルの印象などをまとめることにしました。

頓珍漢な内容が多々あると思いますが、あくまで新規ユーザーの第一印象ということで温かい目で読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

前提:「数ミリ」とはどの程度か

サイスタプレイ前の段階で、約半数のアイドルの顔と名前が一致する程度の知識量でした。

情報源はポプマスと各種アイマス学会(注)です。ポプマスはいいとして、アイマス学会経由の情報は良くも悪くも個々人の感情に歪められたものが多いと思っていて、植え付けられた先入観が凄いです。

とにかく「完全な初見」ではないということだけ書いておきます。

なお、現時点でサイスタのメインストーリー第1章、Not Aloneのイベントストーリーをすべて読んだところです。アイドルエピソードとエピソードゼロはまだ一つも読んでいません。

 

 

 

 

アイドルたちの第一印象

まだストーリーでの登場タイミングが回り切っていないこともあり、よくわからないアイドルも多いですが、頑張って全員分書きます。

 

以下常体

 

Jupiter

いまや時空を問わず有名なSideMを代表するアイドルユニット...のはずなのだが、実は私自身は恥ずかしながらほとんど知らないままでいた。さすがに顔は分かるけど。

サイスタのストーリーは「JUPITERはみんな知ってる」という前提のもと進んでいるようなので、今のところ紹介となりえるような掘り下げはなく、個人的にはまだよくわからない。

ただプロローグで天ケ瀬冬馬が天道輝にさん付けで呼んでいたのめっちゃ偉いと思った。

あとSRのイラストが好き。特に伊集院北斗

 

DRAMATIC STARS

同じくSideMを代表するユニット。3人とも前職が強すぎて強い。

THE 虎牙道の山籠もり合宿に差し入れ届けに来るシーンで、あっ現地まで来るんだと思った。たぶん非常に人間ができている。

SSR天道輝の笑顔がとても良い。

 

Altessimo

都築圭が想像よりはるかにゆったりしていた。でかいこずえとはよく言ったものである。その割にユニット曲The 1st Movementでは歌声が力強い印象を受けた。いい曲です。

 

Beit

渡辺みのりがドルオタなのは前情報で知っていたが、新曲の仮歌聴いたあとに電話かけてきた辺りでアツいオタクなんだなと思った。風呂入っても落ち着かずにそのまま電話かけてくるのは相当ぶち上がってる。せめて落ち着くか髪乾かすかのどっちかはしてくれ。

ユニットとしてはまだ出番がなくてよくわからない。

 

W

ほんとに元サッカー選手か?現状アイドル適性が高すぎるように見える。

とはいえ24時間リフティングチャレンジとかいう某チャリティー番組も真っ青な動画企画をやってのけており、サッカーの実力は相当なようである。ほんとにアイドルか?何なんだ君たちは。

 

FRAME

筋トレの印象が強すぎる。そういう集団なのかと思ったら筋トレが趣味なのは信玄誠司だけなようである。ただ筋トレの動画は見たい。

いずれにせよパワーよりのユニットなのかと思ったら、ストーリーで犬とか裁縫とかのワードが出てきてほっこりした。

 

ストーリーでの出番が回ってきておらずまだよくわからない。

ただ非常に目立つビジュアルをしているので印象には残っている。猫柳キリオに至っては声も目立つので、喋ったり歌ったりしているとわかる。

今後のストーリーに期待。

 

High × Joker

5人全員に個性がありつつポジションが明確で非常にバランスが良く見える。やりとりが心地よい。

特に秋山隼人がリーダーなのがとても良い。確かにまとめ役は冬美旬でムードメーカーは伊瀬谷四季なのかもしれないが、それ以前のもっと抽象的というか精神的なところでユニットの軸になっているのが秋山隼人だと思った。こういうリーダーにはおのずと人が付いていくものである。頑張れ秋山隼人。

 

神速一魂

そのビジュアルで16歳は無理あるだろ。

実は私と紅井朱雀は誕生日が一緒という縁があり、ポプマスでも結構眺めていた。言動にはむさ苦しくもちゃんと高校生らしいものも見られ、ささやかな安心感がある。

...と思っていたのだが、黒野玄武は一層高校生離れしていて引いている。27歳の間違いでしょ。例えばの話だが、High × Jokerあたりの誰かと黒野玄武が同じ教室で授業を受けている様子が想像できるだろうか。私にはできない。むしろ黒野玄武は教師側では。

やっぱり17歳だったねとなる瞬間は来るのだろうか。

 

Café Parade

ストーリーでの出番はまだなものの、SSR神谷幸広を引けたのでホーム画面でよくセリフを聞いている。喋り方が想像以上にゆっくりだった。

神谷幸広Pは特に狂...面白い方が多い印象だが、確かに(?)しんどいときに「紅茶を入れるよ」とか「お店に案内するよ」とか言われたら即決してしまいそうなオーラが彼にはある。また、どう見てもメンバーの個性が強そうなCafé Paradeのオーナーということで、ラスボスにような強者感すらもにじみ出ている。

そしてこの「神谷幸広」という名前である。すごい。

色々踏まえて、そりゃ神谷幸広学会とかできるわけだわ~と思っている。

現時点で多少なりとも神谷幸広とCafé Paradeについて知ることができたのは収穫だと思う。神谷幸広学会は現在企画中のようだが、きっと楽しく聞けることだろう。

 

もふもふえん

見ていると背徳感というか罪悪感が凄い。この感覚もいずれ心地よいスパイスになるのかもしれない。その時が怖いが。

ユニット曲はライブでやったら楽しそう。

 

S.E.M

硲道夫の姿勢が良すぎて話が頭に入ってこない。

C. FIRSTの活動に手伝いに来たりと、先生らしいな~という印象。何より年の功のお陰か見ていて安心感がある。

曲はタケノコのやつしか知らなかったのだが、サイスタに実装されているのはそれとは違う∞ Possibilitiesという曲だった。タケノコのやつはめちゃくちゃ好きなのだが、こちらも非常にかっこいい。S.E.Mの曲の傾向は私の好みに合っているように思える。

 

THE 虎牙道

牙崎漣問題児~と思っていたら大河タケルも結構好戦的でヒエ~という感じである。私がPだったら胃に穴が空いてそう。メンタル弱いので。

比較的思考が落ち着いていてかつユニットのバランスを維持してくれている円城寺道流に頭が上がらない。

近づくのは怖いが遠くから応援はしようと思う。特に大河タケルは家族と生き別れたみたいな境遇だろうか。応援したくなる。というかアイドルにしては設定かっこよすぎでしょ。

 

F-LAGS

まだよくわからない。兜大吾がゲーマーなのはわかった。

むしろ、ぱっと見のコンセプトが一番わからないユニットでもある。今後のストーリーに期待。

 

Legenders

私自身、海関連の研究っぽいことをやっているので、古論クリスには以前から興味があった。ポプマスではこいつ海の話しかしねえなと思っていたのだが、サイスタでもやっぱり海の話しかしていなかった。

業界を知っている身からすると29歳で元助教というのはとんでもないことで、古論クリスはただの海オタクではなく、極めて優秀な人物であるということを証明している。逆に言うと、多くの研究者が喉から手が出るほど欲している助教というポストを捨ててまでアイドルに転身した経緯も非常に気になる。エピソードゼロとか読めばわかるだろうか。

個人的に古論クリスが強烈すぎるLegendersだが、葛之葉雨彦も大概である。「掃除屋」って何だよ。普通は「清掃員」とかでしょ。何だよ「掃除屋」って。

…と思ったらプロフィールにはしっかり「清掃員」と書かれていた。そうか清掃員か。

めちゃくちゃな話だが、葛之葉雨彦が一般的な掃除スキルを持っているのがむしろ意外だった。

北村想楽は表現方法と雰囲気が独特なだけでこのユニットの良心な気がしてきた。実際ストーリーでも一番核心を突いた発言をしていたのが北村想楽だった。

 

C. FIRST

前情報からどんなやべーやつが来るのかと思っていたが(そして設定は実際やべーのだが)、ストーリーではむしろ普通の高校生っぽさが強調されていてとても安心した。神速一魂の二人より断然現実的な高校生だと思う。

3人の中で特に注目しているのは花園百々人。彼の家庭環境や精神に抱えている問題についてはすでに散々騒がれているのでわざわざ書かないが、その問題とキャラ設定の性質の都合上、本当に人として成長するには越えなければならない壁が多すぎる。

彼の目下の課題は「心のよりどころを確保する」ことだろう。ただこれはアイドル活動をうまくこなしていれば、Pや仲間やファンが解決してくれる。実際、イベストあたりではすでにいい方向へ向かっているように見えた。

問題はその先だ。そういう目前の課題が解決したとして、彼の場合はその先に芸術やアイドルに真剣に向き合うフェーズが必要になる。つまり、人に認められるために表現をしてきた花園百々人が、人から十分に認められた後、何をどう表現するするのか?という話である。

この段階に至った花園百々人が自らの表現するものと目的にすごく悩むかもしれない。その挙句、絵や芸術に専念するためにアイドルを辞めると言い出しても全く不思議ではない。そしてPはこの花園百々人を引き留めることができないはずで、なぜならそれは「人に認められるために表現する花園百々人」の肯定で、「自分がやりたいように表現する花園百々人」への成長の否定だからである。

とにかく、彼の行く末には非常に興味がある。多分すごく苦しいけど。

 

 

 

 

以下敬体

 

最後に

思った以上に筆が乗りました。文章量が多かったアイドルが私の気になっているアイドルだと思ってください。

正直、適当に音ゲーだけやってすぐ終わるのかと思ってましたが、思った以上に楽しめそうです。ストーリーやエピソードなど気になるものが多いですが、一度に追うには情報量が多すぎるので、ちょっとずつ見ていこうと思います。

 

追記(10/13)

想像の315倍の方に見ていただいているようでびびっています。ありがとうございます。

一部アイドルや担当Pの方へ失礼な内容もあったかもしれませんが、あくまで第一印象ということでご容赦ください...。

思い返せば私が担当している鷺沢文香の第一印象も「なんかすごい暗いのいる...こわ...」って感じだったので、SideMのみなさんもこれから印象が変わる人が大半なのかなと思います。

 

(注)

アイマス学会は有志によるアイマスプレゼン大会です。派生としてSideM学会とか神谷幸広学会とかがあります。参考までに前回のSideM学会の様子を貼っておきます。

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