アイマス学会in札幌2021の感想

2月20日に開催されたアイマス学会in札幌2021に参加してきました。

忘れないうちに感想を書いていこうと思います。

 

 

 

 

私自身の発表について

めちゃくちゃ楽しかったです。

アイマス学会での発表は今回で2回目でした。前回はちょうど1年前に開催された第2回アイマス学会in札幌だったのですが,その時はアイマス関連のオフがほぼ初だったこと,知り合いがほぼいなかったこと,発表内容が「銀河図書館の歌詞考察」という激重なものだったことなど色々あって非常に緊張していたのを覚えています。前回の学会の発表内容はこちら→ 

銀河図書館から見る鷺沢文香の世界観 第0章 - 文香さんの書斎の床下

対して今回は,ありがたいことに知り合いが結構増え,さらに発表内容があらかじめブログにまとめ切ってあって内容への自信があり,あとぶっちゃけ内容がしょうもないということもあって,全く緊張しませんでした。その分本当に楽しく話せて,たぶん去年の発表と比べて人が違うようなテンションになっていたと思います。今回の発表内容はこちら→ 

結局デレステ5周年CMの舞台はどこだったのか - 文香さんの書斎の床下

さらにTwitterや配信のコメントでもコメントをいただけて嬉しかったです。多分すべて読みました。ありがとうございました。

唯一の反省点は,発表終了直後にM@STER SONGである芹沢あさひのソロ曲「星を目指して」が流れた時,曲に言及しなかった点です。宣伝はプロデューサーの基本だろうがよ…ということでここで宣伝します。芹沢あさひのソロ曲「星を目指して」は,THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Stella-に収録されています。どうぞよろしくお願いいたします。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Stella-|アイドルマスター シャイニーカラーズ|Lantis web site

 

 

 

皆さんの発表

全部面白かったです!学会中盤に他の用事が被っていて離席してしまったので,その部分は現地では聞けませんでしたが,YouTubeアーカイブで全部見ました。本当に全部面白かったです。全部面白かった。

アーカイブはこちら→ 

https://youtu.be/ozztaNgNVcM

特に気になった発表について感想を書いていこうと思います。

 

・POCHAさん「One lifeは「松永涼」の歌である」

まさにセンスの塊。動画のクオリティの高さもさることながら,内容も非常によく練られていて素晴らしかったです。One lifeはとても好きな曲でよく聞くのですが,この発表を聞いて曲の解像度が大きく上がりました。

ちなみに涼さんの曲だとあとはアンデッドダンスロックが好きですね~。

 

・結崎鰆さん「≠」

実はすごい昔に結崎さんによるto you for meの話をお聞きしたことがあるのですが,その時ほぼ徹夜明けで脳が死んでたこともありほとんど覚えていませんでした(すみません)。なのでここで改めて結崎さんのありす論を聞けて本当によかったです。ありすちゃんは私の担当の文香さんとも仲良くさせていただいているので,私にとっても理解が深まるのはありがたいことです。

 

・チェズイエン工廠さん「Athanasia試論(サブタイトル入力の仕方が分からなくて書けない)」

わからん。全然わからんのですが,ロシア宇宙主義に不死を求める哲学・思想があって,その考え方がAthanasiaの歌詞,さらにはアイマスそのものに通じるものがある,ということでいいでしょうか?合ってますか?

どうもアイマスを哲学に絡めてくる勢力が存在するようですが,わからんなりに非常に面白いのでこのままやっていただきたいなと思います。

 

・チェック人さん「頭脳派少女のしくじりアイドル道

発表時私は離席していたのですが,Twitterで謎のスライドの画像が流れてきていてこれはやべえと思っていました。アーカイブ見直しましたがやばかったです。あと私も常に睡魔と戦っているので大石泉に親近感がわきました。

 

・如月さん「黒猫少女の人間関係」

会場に戻って一発目の発表がこれだったのですが,入る部屋間違えたかと思いました(なお会場はカラオケ屋なので入る部屋間違えてもこうはならない)。最初は会場の皆さんもちょっとついていけてない空気がありましたが,すぐに引き込まれました。今学会で一番の拍手が起こったのではないかと思います。

 

恒河沙さん「治療としてのシャニマス -視点から考える我々の立ち位置とシャニマスの機能-」

全シャニPが絶対に聞くべき内容。氏の提唱した「1.5人称視点」という概念は非常に画期的で,ノベルゲーとしてのシャニマスの異質性,さらにはしばしばアイマスが「救済」と呼ばれることを非常によく説明します。聴いていてなるほど~~~~と思ってしまいました。

ちなみに,恒河沙さんは去年の8月にシャニマスを始めた新規プレイヤーで,冬優子のWINGコミュを見た段階でこの着想へ至ったそうです。天才か?

 

・翁さん「その先へ。~二つのメタファーから見る多田李衣菜~」

主催。「Pのエモい話が聞きたい!!!!!!」とツイプラでめちゃくちゃ言ってるあの方ですが,その「エモい話」っていうのはこういうのなんだぞと叩きつけてくるような発表でした。M@STER SONGが2曲流れる異例の事態になりましたが,文字通りそれも含めてすばらしい発表でした。お疲れさまでした。

 

 

 

最後になりましたが,今回このような状況でも学会を企画・運営していただいた主催陣の皆さま,本当にありがとうございました。

5月にまたなんか起こりそうなので,それも楽しみにしていきましょう。